ROEって高ければ高いほど良いんだよね!一番ROEを高い企業を買えば株なんて楽勝!?
株を勉強しだした人が良く聞く言葉にROEというものがあると思います。
ROE(自己資本利益率、Return on Equity)はは、高い方がよい!なんてよく言われますが、果たして本当なのでしょうか。
そこで本記事では、こんな悩みを解決します!
この記事を読んで分かること
・ROEの意味
・ROEはいくつであればよいのか
ROEとは何か
ROE(自己資本利益率、Return on Equity)は、企業がどれだけ効率的に自己資本を使って利益を生み出しているかを示す指標です。
「純利益 ÷ 自己資本」で計算され、投資家にとっては企業の収益性を評価する重要な指標の一つです。
ROEが高い企業は、少ない資本で効率的に利益を上げていることを示し、株主にとっては魅力的な投資先とされます。
一般的に、ROEの目安は10%以上が望ましいとされていますが、業界や経営戦略によって適正な値は異なります。
ROEは高い方が良いは本当?
ROEが高い方が企業の収益性が高いことは事実です。
しかし、ROEが高いということは自己資本が少ないとも言い換えることができます。
自己資本が低い企業を安心して買うことはできませんし、
借入金などを多用して自己資本を減らすことでROEを引き上げるケースもあるため、
財務の健全性や持続的な収益力も合わせて評価する必要があります。
ROEの調べ方
ROEは証券サイトの財務情報から調べることができます。
総資産と自己資本から計算することも可能です。
調べる際には、少なくとも過去3〜5年分のデータを確認するのが理想的です。
1年だけのデータでは一時的な要因や不正確な収益がROEを左右する可能性があるため、
複数年の平均を取ることで、企業の長期的な収益力や安定性をより正確に評価できるからです。
具体的に調べるポイントは以下です。
まとめ
今回のまとめです。
今回は以上です。