ペプチドリームの株を半年近く保有しているよ、大暴落にも負けず利益を出している
ペプチドリーム(4587)という企業について知っていますでしょうか。
バイオ株に夢を追い求めている人はご存知の銘柄ではないでしょうか。
本日はペプチドリームについて解説します。
ペプチドリームの企業概要
ペプチドリーム株式会社は、2006年に設立された日本のバイオテクノロジー企業で、神奈川県川崎市に本社を構えています。
医薬品の候補物質である「特殊ペプチド」の研究開発に特化し、独自の創薬開発プラットフォームである
「PDPS(Peptide Discovery Platform System)」を駆使して、効率的かつ精密な創薬を可能にしています。
この技術により、ペプチドリームは従来難しかったペプチドを医薬品化する取り組みを進めており、
世界中の大手製薬企業との提携も積極的に行っています。
PDPSとは
PDPS(Peptide Discovery Platform System)は、ペプチドリームが開発した新しい薬の作り方を支えるシステムです。
ペプチド(アミノ酸が結びついてできる分子)を使って、病気の治療に使える化合物を探し出し、開発するのに役立ちます。
このシステムは、ペプチドの膨大な組み合わせを調べることで、特定の病気に効くペプチドを見つけ出す技術です。
PDPSのすごいところは、「どのペプチドがどの病気に役立つか」を効率よく探せるので、
普通の方法よりも素早く、かつ正確に新しい薬の候補を見つけられることです。
PDPSの技術を用いることで、ペプチドリームは、特許ポートフォリオの強化を図り、共同研究や技術ライセンス契約による収益源の多様化も目指しているよ。
ペプチドリームの株価推移
1年前に1000円強くらいだった株価は現在3000円弱となっています。好調ですね。
ペプチドリームのPER・PBR・ROE
ペプチドリームのIR情報は以下の通りです。
PBRを見ればやや割安と言ってもよいでしょうか。
ROEが非常に高く優秀ですね。
PBRやROEについての説明はこちらの記事を参照ください。
続いて、売上高の推移をグラフ化したものが以下になります。
ここ数年は良い感じで伸びていますね。
ペプチドリームがこれからアツい理由
ペプチドリームがこれから来る理由として以下のようなものがあげられます。
新たな提携先の拡大:ペプチドリームはノバルティス社との大規模な提携により、
PDPS(ペプチド発見プラットフォームシステム)を利用した創薬プロジェクトを進めています。
また、MSDやGenentech(アメリカの製薬企業)との提携が売上増加に大きく貢献しています。
これらの提携により、技術料やマイルストーン収入が得られるため、
売上が安定して成長しています。
放射性医薬品事業の拡大:同社の子会社であるPDRファーマによる
放射性医薬品の開発が進んでおり、アルツハイマー型認知症の診断薬である「アミヴィッド」なども含まれています。
この分野での売上が成長しており、今後も市場拡大が見込まれます。
新技術・市場拡大:
自社開発のPDPS技術を活かし、複数の創薬候補や新しい治療方法を開発中です。
RayzeBio社の腫瘍治療プログラムとの共同開発や、モジュラス社とのKIT阻害剤プログラムなどの
新技術が市場に投入されることで、将来的な売上向上が期待されます。
すごい研究をしていて、それらの研究が当たればデカいって感じのイメージかな。
バイオ株で少しリスクもあるけど、跳ねる期待も十分の銘柄!
今回は以上です。